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September 29, 2013

音楽のある生活

本日の更新 : 針鼠活字/針鼠銀幕


 コーナージャックと発表会の、特に少年たちに誘発されたワタシはすっかり「音楽方面」へと進出していった。手始めはMP3プレーヤーの購入だろう。ずっと前「SiGN」という香港製のを買ったことをここでも書いたが、結局使い勝手の悪さからすぐ放り出してしまった。ただそのデザインは魅力的でいまでも引き出しの中にある。
 この度は何を選ぶか、ちょっと迷った。iPODにしよーかなーとも考えたが、すぐWALKMANでと決定した。何も国産機に元気を! とか気張った動機ではなく、ヨメがすでにWALKMANを購入しており、自分でダウンロードできない彼女のためにワタシのPCに「X-アプリ」が入ってるのだ。これを使えばラクだんべー、ということである。
 約8年ぶりに手にしたMP3プレーヤーにはその操作性の良さ、バッテリーの持ちに(前回がSiGNだけに)、感動させられた。イヤホンは本体にくっついてるものじゃなく、ちょっといいのを購入した。
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 ここでセットリスト(?)1st版を紹介しておこう。

 ・ L'Amant サントラ : ガブリエル・ヤレド
 ・ NINO ROTA 1999 : Various Artists
 ・ Merry Christmas, Mr.Lawrence サントラ : 坂本龍一
 ・ ちあきなおみ大全集 ~黄昏のビギン~
 ・ セルマ・ソングス 『Dancer in The Dark』サントラ : ビョーク
 ・ リ・サイクル ~ 村治佳織ベスト
 ・ バベル サントラ : Various Artists
 ・ Sunset Beach : Eigo
 ・ Eureka : ジム・オルーク
 ・ Apple Of Her Eyes リンゴの子守唄 : Various Artists
 ・ タイガー&ドラゴン : CRAZY KEN BAND
 あと単独曲として一つのファイルにぶち込んだのが以下。
 ・ 花の名/スノースマイル : BUMP OF CHICKEN
 ・ くちばしにチェリー : EGO-WRAPPN'
 ・ Mother : PUFFY
 ・ T'en Va Pas : Sweets Girls Project
 ・ COLORS : 宇多田ヒカル
 ・ 正しい街 : 椎名林檎
 ・ 奏 : スキマスイッチ
 ・ おかあさんの唄 : アン・サリー/高木正勝
 ・ Shangri-La : 電気グルーヴ
 ・ 砂の果実 : 中谷美紀&坂本龍一
 ・ 雪が降る町/すばらしい日々 : ユニコーン
 ・ サマーヌード/素晴らしきこの世界 : 真心ブラザーズ

 Gabriel Yaredはこの読みで固まったんだろうか? まったくギョエテ、クブリック以来の難物だ。
 驚いたのは『NINO ROTA 1999』の素晴らしさ。CD買ったときは一回聴いて放り出したんじゃなかったっけ。映画音楽というものは、画面から突出せず、映像を支え溶け込んでなければならない、というのが淀川長治先生はじめ諸氏の正しい主張。けどこのカヴァーにおいては、その呪縛を解き放ち「音楽」として前面に押し出てる。『ゴッドファーザー』など鳥肌が立つ。それを日本人の手により成し遂げたってのが、なんとも誇らしく、頼もしい。
 あとアン・サリーにやられたってのが今回の強い印象。映画『おおかみこどもの雨と雪』のエンディングである『おかあさんの唄』はもちろん『リンゴの子守唄』でも何曲か担当していて『Yesterday』なんか出色の出来。文字どおり母を思わせる声音とビートルズなのに感じさせるアジア的歌唱のうまさ、お慕い申し上げます。

 いずれ2ndバージョンを作るだろうからまた紹介させてもらいます。次回は洋楽中心で組んでみたいですね。

 音楽がワタシの生活に入り込みはじめてくれたのは、繰り返すがこだかり先生とその生徒たちのおかげ(あとヨメも、かな)。感謝感謝でございます。

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September 28, 2013

太鼓のはなし ②

 こだかりどらむ音楽教室の発表会にいってきた。今回ヨメの出番はないが、他の生徒たちがどんな演奏をするのかを見ておきたいのだと云う。で、ひっぱられていった次第。
 ステージの様子は楽器のセッティングが他とはちょっと違う。なにせドラム教室の発表会であるから、ふだんは後方にひかえるのが主なドラムセットが、中央前面にせり出している。その周りをギターやベース、キーボード、時にヴォーカルなんかが取り巻くカタチ。に、しても発表者の選んだ曲によってドラムのセッティングは毎回変わるわけで、客席から見ていてもいそがしい。こだかり先生はじめスタッフの苦労がしのばれます。
 演奏は、さすが発表会に出ようというつわものぞろいでワタシのような素人の耳にも上手いと感ずる。曲もロックあり、椎名林檎あり。ジャズっぽいのも演ればバラード調もある。実にバラエティに富んでいてうれしくなる。
 さて、途中余興が行われた。会場から参加者を募ってアドリブでドラムをたたいてもらい、プロたる周囲の演奏者、および観客の投票で一位を決めてその者には「カホン」がプレゼントされるという趣向だ。こだかり先生の奥様は高名なるパーカッショニスト仙道さおりさんであり、彼女の得意とする楽器の一つがカホンなのだ。そのプロ仕様のカホン、十数万はするといわれる代物をあげちゃおうってんだから太っ腹だ。これはチャンスとばかりワタシはヨメにぜひ参加するよう促した。最初はためらっていた彼女、ついにはエイヤとばかりに挙手をした。
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↑ 仙道さおり先生とカホン
©イケベ楽器楽天ショップ http://shop.plaza.rakuten.co.jp/ikebe/

 ヨメの演奏は、・・うん、まあよかったんじゃないか。何よりちゃんとアドリブでやれてたしね。さらにはその「初々しさ」みたいなもんが評者の胸を突くのではないか? 参加者には当日の発表者もおり、これは上手い。上手いけれども評者はまた違う角度から見るに違いない。うちのヨメ、意外といけるのでは。
 結果、一位を獲得したのは小三の男の子であった。この子は、周りから押し出されるようにドラムセットの前に座ったものの、三十秒ほど固まってしまい、やおらスティックを振り下ろしはじめたのだった。つまりワタシの読みは当たっていたのだが、「初々しさ」において中年のヨメではこの子に勝てなかったというわけだ。ま、ヨメもプロ先生数名、観客数名の票を得ていたようで、よかったよかった。
 さて、発表会も後半。当然手練れを並べてくる。面白いのはうしろになるにしたがって演奏者が若くなっていくことだ。やはり小さな頃から練習をはじめれば、才能が芽吹きやすいということか。前回もワタシは聴いてるハズなのだが、ラスト三人の演奏にはあらためて圧倒された。なかにはサポートの弦楽器組がイヤがったという難曲もあり、これは聴きごたえがあった(『Life Ain't Nothing But A Good Thing』)。
 さらにさらに、こだかり先生が所属するバンド「コーナージャック」が三曲ほど披露してくれた。途中脱退したというサックスの人も加わっての演奏もあり、素直に感動した。
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 発表会途中ヴァイオリンを習っているというこだかり先生の息子さん(四歳?五歳?)とおとーさんのセッションもあり、これも胸にぐっと来たのでした。息子さんがこだかり先生のパーカッションに出だしをピタリと合わせてくるトコなんか、「血」を感じました。
 というわけで、ワタシの音楽への血も久々に燃え上っているようです。

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