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July 19, 2012

猫も杓子もスマートか。

本日の更新 : 針鼠銀幕


 スマートテレビ。なにあれ。イヤ、TVでネットが見られるのはいいよ(特別な技術とは思わんが)。でもなんでそーゆーネーミングするかね。

 その昔「それ行けスマート」ってゆうアメリカのTV番組が日本でも放映されてた。60年代だ。だからというわけじゃないが。「スマート」というコトバにはどこか古臭いにおいをワタシ個人は嗅ぐ。「ハンサム」から受ける印象とちょっと近いかな。
 それがここにきてスマート、スマートの大合唱だ。無論スマホ、「スマートフォン」にあやかってるんだろう(だったら略称も「スマフォ」にせいや!)。まったく以って短絡的な発想だと思う。TVがネットと融合してます。だからスマートなんです、ってか?
 まあいい。スマートテレビはまだスマホ(あえてこう書く)と「近い」と言えなくもない。でもスマートテレビだけじゃないんです。製品のネーミングから企業のビジネスモデルまで、それを「スマート○○」と名づけるのが多いこと。

 「ウチはスマート○○というコンセプトを打ち出してまして」
 「ほう、その中身はいったいどんなものです?」
 「ひとことで言えば温暖化対策。我社のどのような活動からもCO2を削減します」
 「それって“スマート”なの? アタリマエの話じゃないの」
 「・・・・」

 どこか、既視感をおぼえる。たとえば「ふるさと創生」。自治体が1億円もらって使い道が思いつかないから、ホールなんかのハコモノをつくった。どこも閑古鳥が鳴いた。
 ま、役所と企業、与えられるものと打ち出して行くもの、という違いはあるが、発想自体が似てるでしょう? どちらも体臭のきついオッサンたちが肩寄せあっていっしょーけんめー考えた「成果」なんですかねぇ。むかしニッポンは、政治は三流 経済は一流とか言われたもんだがもはや同じレベルってことか。
 とにかく、そんな貧しい内面を露呈してしまう「スマート○○」の濫用にワタシは虫唾がはしるんです。まったくのハ○チじゃないか。このアホんだら。もう一度我が身を鏡でじっくり見て、恥かしさに震えなさい、馬鹿。

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