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February 13, 2010

年越し香港2009-2010 ①

Dscn0259 久しぶりの海外脱出。いつもならシーズンオフの平日に休みをとって安く行くんだが、最近ヨメの仕事が忙しく(冗談でなくワタシよりよっぽど働いてる)、そんなことができない。が、それがゆえに彼女のストレスはそーとーに溜まっており、ここはひとつ美味いモンでも食べて・買い物して・面白げな体験でもしてもらってガス抜きせんと、ワタシのほうに何か災いがふってきそうである。とゆーわけで、ふだんの3倍はカネがかかろーかという年末年始に香港に行くことにした。なにこれでヨメの不機嫌から逃れられるんなら安いもんである。

Dscn0239 見よ。成田9:50発(もちろん朝の)という便だ。これも現地で遊べる時間をすこしでも長く確保しようという浅ましい根性からの選択である。そのために今朝は3時起きだったが・・ ほとんど徹夜状態で出発である。

Dscn0244_2 が、ワタシは飛行機ではほとんど寝られない体質なのだ。後に述べる理由でシートもヨメとは離ればなれになってしまっている。香港まで約5時間、なにをしてすごそうか。と、おお! 『ガンダム』の劇場版(一話)がやってるではないか。さっそく視聴。久しぶりだが、ムム、お・面白い。

 とか何ンとかやってるうちに香港国際空港に着いた。流暢な日本語で迎えてくれる、今回のツアーの現地添乗員。「葉」さんという名で、ワタシは昔の香港映画『風の輝く朝に』のヒロイン、イップ・トンを思い出した。漢字で「葉童」と書くから目の前の葉さんも実際はyipといったような発音になるんだろう。ま、もっともこちらはハゲあがったメガネのおじさんであるが。

Hg1_3 今回泊まった「ハーバーグランド香港」。09年の6月にできたばかりのホテルだ。たしかにキレイで全室オーシャン・ビュー(我々の部屋からはビミョーだったが)。けど、香港島にあるこのホテルが移動に関しては不便であることが後に判った。香港観光の中心はネイザン・ロードのある九龍側で、香港島からはいちいち海底トンネルにもぐったり、船で渡らなければならないのだ。
 そもそも香港行きを思いついたのが11月も押し詰まった頃。ネットでツアーを見るとほとんどキャンセル待ちだった。そのなかでいち早く予約のとれた今回のハーバーグランドは、つまりは「それなり」というわけなのだろう(飛行機の席が離れたのも、こういう事情からだと思います)。
 しかし! すぐに我々はこのホテルの実力を目の当たりにすることになった。なんとワタシのスーツケースの鍵が開かなくなってしまったのである! 意を決してフロントに電話した。むろん日本語は通じない。
 
 「Can I help You?」
 「あー、まいすーつけーす、きー、ぶろーくん」
 「Fum・・」
 「のっと、おーぷん」
 「OK. ナントカカントカ 5minutes ナントカカントカ」
 「・・・」
 「Are You OK?」
 「お、おーけー」
 
 どうやら5分後くらいに係りの人間をそっちに遣る、と言ってくれたようなのだが確信が持てない。が、しかたないので待ってみる。今夜は夕食の予約を入れてあり時間が迫る。と、部屋のベルを鳴らす音が! そこには工具箱を持った屈強なおじさんが立っていた。おじさんはワタシのスーツケースをためつすがめつした後、ドライバーを取り出してキーの脇あたりに突っ込んだ。そしてワタシの顔を見る。その表情に「壊れちゃうかもしれないけどいいか?」という意味が読み取れる。イヤもおうもない、ワタシは頭をブンブン縦に振った。おじさんが拳に力を入れる、と、ガチャっと音がして鍵が開いた! 壊れてもいないようである。「サンキュー!」おじさんにチップを渡そうとしたのだが、彼は微笑を浮かべながらそれを受け取らず去っていった。かっこいい! このホテル、なかなかいいじゃないか。

(つづく)

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