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August 10, 2008

足跡を消せ!

本日の更新 : 針鼠活字/針鼠銀幕


 ちょっと古いけど、「週刊文春」7月24日号の「ホリイのずんずん調査」(堀井憲一郎)で「タスポ」の怪しさに触れていて、いくらタバコを吸わないワタシとはいえ、今までそのことに気づかなかったことは、こんな記事を書いた身としては忸怩たるものがあった。ちょっと引く。

  煙草を買うために住所氏名生年月日電話番号を名乗ったうえに
  写真を提示しなきゃいけないのだ。おそろしくあやしい。(略)「喫
  煙者の情報も集めておきましょうぜ」という意図が露骨である。

 たしかにそうだ。suicaにPASMO、そのほか西のほうの鉄道やコンビニ系などのICカードで個人情報を記録しているものは、それを使用するたびに履歴が記録され、その個人のトレース情報は「当局」に集められているに違いない。「taspo」もそれにつづく謀略なのだった!
 以前書いた内容に反し、ワタシはいまPASMOで定期券をつくってしまっている。定期券外への乗継が、以前あったパスネットが廃止され、とても面倒になってしまい、それに負けたカタチだ。けれどプリペイドタイプの(個人情報が記録されていない)suicaは依然チャージし続け、定期券の範囲と切れている路線にはこれで乗降している。札入にICカードが2枚入っちゃてて、いちいち取り出さなきゃいけないのがわずらわしいが、せめてもの意地だ。
 それにしてもこのような努力がむなしく思えるのが、ケータイである。5月に起きた豊田市での女子高生殺害事件で、警察は、女子高生の持っていた携帯電話の発する微弱な電波を追って、その遺体のある現場を発見したと聴く。いや、むろん(結果として亡くなっていたとはいえ)、こうした行方不明者の捜査に役立つことに他意を抱くものではないが、どこか、のみこめない。
 ケータイを持ってるかぎり、たとえプリペイド型のICカードを使おうと、個人の行動はトレースされてしまう。かといっていまさらケータイを持たない、電源を切っておく、などということは不可能だ。
 どうすればいい? どうしようもない。

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