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August 31, 2005

痛風物語_14

◆ 薬が切れたので「I病院」にいく。ここは会社のそばにあって4月の発作以来通ってるトコだ。
◆ でも担当の医者がいまいち信用ならない。こちらはネットその他で痛風に関してはやたら耳年増になってるんで、医師の施す処方が適切か否かをある程度判断してしまえるわけだ。まああんまり知識をひけらかしても「専門家」たる医師としてはいい気持はしないだろうから、そこは自分を抑えなきゃならんが。で、最初にもらった薬が「ザイロリック」と「ユリノーム」ってやつで、この2種類を併せて服用すると尿酸が劇的に減ることをワタシは知っていた。それはいいんだけど医者は1日3回飲めと言う。こりゃいくらなんでも多いんじゃないか?
◆ 痛風というのは絶対値よりも相対性に反応し発作を起こす病気だ。尿酸をただ減らせばいいというものではなくてそれは徐々に行われなければならない。急激に値を落とすとかえって発作につながったりする。実際薬の服用をはじめて痛みが増したのを感じたので、1日1回にした。
◆ 前回病院に行った際、医者はワタシのこの「自己判断」を簡単に認め、採血して尿酸値を計ってみようと言った。で、今日薬をもらいに行ったついでにその値を教えてもらった。通常「7」以下が理想とされる尿酸値でワタシは4月に10.7などという記録をたたき出してたわけだが今回は ・・2.1・・。これは減りすぎである。
◆ 以前触れたように尿酸には悪い側面だけではなく加齢の原因となる活性酸素を抑制する働きなどもある。だからその数値が低すぎてもまた他の障害につながる可能性もあるわけだ。くだんの医者はこの結果をワタシに示しながら「最近疲れやすかったりしませんか?」と聞いた。「なに言っとんじゃボケェ! ワレは最初薬を1日3回飲めなんぞとぬかしよったんやぞォ! ワイの自己判断で1日1回にしてこの数字やンけ。 ワレのゆうとおりにしとったらどないなっとったんじゃ。尿酸値「無し」かい。「0.0」かい、ああ!? ワイの貴重な尿酸をかえしやがれこのドクサレドタマがぁ!!」と、言いたいのを必死にこらえ、「いや、それほど疲れとかは・・」などとごにょごにょコメントするワタシなのであった。
◆ けっきょく薬は「ザイロリック」のみを1日1回ということになった。実はこの選択も医者のたんなる「勘」でしかないことをワタシは知っている。細かい説明はメンドクサイので省くけど、これまで飲んでた「ザイロリック」と「ユリノーム」は同じ尿酸を減らす薬ではあってもその「減らし方」が異なる。だから、その個人がなぜ尿酸過多になるのかということを調べなければ、本当に効果を期待できる薬の選択はできないはずなのだ。もちろん今回そんな診断はしていない。ザイロリックが「ハズレ」であればまたあの発作地獄に落ちることになるかもしれぬ。ま、そん時はそん時だ! と、ワタシはもはやあきらめ気味である。
◆ その晩はもちろん痛飲した。なんたって尿酸値「2.1」だ。ちょっとやそっとの酒を飲んだからって発作なんぞ起こるべくもないのだ。それに「ハズレ」だったらもうすぐ飲めなくなるかもしれないしね・・

◆ ところで「愛ルケ」こと日経新聞朝の連載小説『愛の流刑地』がタイヘンなことになってる。主人公の愛人「冬香」が死んでしまったのだ。どうしてそんなことになったかはみなさんご自分で確認いただくとして、とにかくいまこの天然ボケ作家渡辺淳一の連載から目が離せない。
◆ 最近気づいたんだけど主人公「菊治」が冬香に呼びかける時、「ふゆか」とひらがな表記になる。こんなところに渡辺淳一の「萌え」センスを感じるのはワタシだけだろうか。(hedge)

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August 28, 2005

痛風物語_13

◆ このところ痛みがない。「疼き」みたいのも出なくなってこれは発作終了とみていいんじゃないか。
◆ それにしても永かった。約4ヶ月。やっと薬が継続的に効いてきたってことか。『痛風はビールを飲みながらでも治る!』の納光弘先生に感謝すべきだな。おかげで最近浴びるほど呑んでます。
◆ 以前、体質改善で発作を抑えようとして薬を避けてたのにはワケがあって、それは痛風の原因たる尿酸の持つ効果。ヒトを老化させる物質として「活性酸素」がそのひとつだけど、尿酸はこの活性酸素を減らす力があるらしい。実際痛風の人は意外に長生きという報告もある。
◆ つまり、痛風の薬をのむと尿酸値が劇的に下がって、この「対活性酸素」の効果がなくなってしまう。体質改善でぎりぎりの数値を保つことで、「痛風の発作も出ない」「そのうえ長生き」という二兎を追う効果を狙ってたわけだ。今にして思うとなんともさもしい心根だ。
◆ それにそんなに長生きしたいんだっけか? オレよ。(hedge)

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