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April 24, 2005

ドキュメント4.22

◆ 前夜 : 就寝前に下剤「セネバクール」12㎎2錠をのむ。後ろ暗い気持がつきまとう。これは一種のドーピングではないか。「健康診断ドーピング検査」というものがあれば、ワタシはそれに違反していることを、たちどころに突きとめられてしまうであろう。「奴が今度出した体重の新記録、あれクスリ使ってたらしいぜ」というわけだ。
それにしても痛風の発作が酷くなっている気がする。あまり長引くので今日の昼間ふたたび病院へ行ったのだが、処方している痛み止めを引続き呑めというだけで何ンら新たな対処を施そうとしない。あの医者は痛風に関しては素人なのではないか。このまま痛みが増せば、明日は健康診断どころか歩けなくなって会社を休むという事態になりかねない。けれど「62㎏台」をこのブログや会社の周辺において喧伝してしまっている以上、それでは「逃げた」ととられるだろう。なんともつらい立場に追い込まれた。
◆ 当日6:00 : 普段より1時間早く起床。目覚めてすぐ左足親指に注意を向ける。痛みは昨夜よりはるかに減じている。これなら会社に行ける。喜びの感情が湧きあがると同時に「残念」という思いもどこかにある。
着ているものをすべて脱ぎ捨てて体重計にのる。
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63.8kg・・ 予想より減っていない! あと数時間で900gもの体重を落とさなければならないのか。そうだ! 「セネバクール効果」があるじゃないか。早めに起きたのはトイレの時間を確保するためだった。けれどまだ便意はない。朝の準備をしながら待つ、もこない。すっかり身支度を終えベッドに座って、「・・・・」という感じで居たが、いっこうにその兆候はない。仕方がない、出社しよう。
◆ 7:45 : 会社着。まだほとんど誰も出てきていない。相変わらず便意はないが、とりあえずトイレにこもってみる。 ・・まったくダメである。便座に腰かけたまま考える。そもそもこの数日ろくに食べていない。これではいくら下剤が効いても出すものがないんじゃないか。あきらめてワタシはトイレを出た。健康診断を受ける病院に向かうことにする。その前に、すこしでも体重計測への影響を小さくするようベルトをはずしてデスクにしまう。記録された体重の数値を写すためのデジカメを携え、社を出た。
◆ 8:30 : 健康診断開始。整理券で2番札をとって早いスタートとなったせいか、周囲に同じ会社の顔は見当たらない。
いきなり体重測定である。
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63.5kg・・ あっけなく、ワタシの宣言は打ち破られた。ショックで眼前がいっしゅん真っ白になり、つづいて頭のなかを様々のコトバが錯綜しはじめた。世界中のネット利用者に、どう申し開きをすればいいのだろうか。イヤイヤまずはこのあとすぐ会うことになる会社の人間にどんな対応をすべきか。落ち込んでみせるかはたまた開き直るか。
しかしそんな思索にふけることに水を差すかのように新たな懸案が持ち上がった。さきほどの体重の数値が記録された票を、このブログにアップするために撮影しなければならないのだが、なかなかそのチャンスがないのだ。記録票は計測者の手を次から次と渡され、ワタシの元にもどらない。フロアを移る束の間、手にすることができるが、医師や看護士がわんさといる前で記録票をデジタルマクロ撮影する等という行為がまさか出来るわけもなく、トイレにでもこもりたいところだが、ひとつ計測を終えるとすかさず案内人(?)が次はこちらですと工程を示すので、即座にそちらへ向かわなければならない雰囲気となり、その機会を見つけるのが困難だ。ワタシは「世界ロジスティクス化」という持論を有する者だ。いずれこの場でもその論を展開しようと考えているが、ディズニーランドや自動改札のように、「健康診断の会場」もこの「世界全体の無意識は高効率物流を求める」という理論を象徴していることを身にしみて知った。
けれどスキを突いてトイレでの撮影に成功。目標体重のクリアに失敗したことを知らしめられた直後はかなり動揺したワタシだが、記録票を首尾良くカメラにおさめることができ、なにかそれでチャラになったような、いやむしろウキウキしたような気分になってきた。ここらへんの感情の推移は自分でも不可解である。
最後は医師による検診だった。どこか調子の悪いところはないかと問うので痛風であることを告げた。
「お酒は呑んでるんですか?」
「呑んでます。ビールは控えるようにしてますが」
「ビール以外のお酒もやめなきゃ」等と非難がましい。紋切り型のことしか言わないこいつも痛風の素人だなと判断。
◆ 11:45 : 早めの昼食へ。トンカツを食す。今夜は飲み会だし、痛風発作中だから酒は呑めないがその分食うにちがいない。リバウンドは必至である。

◆ 今回は健康診断としてはまったく意味をなさないだろう。不自然な減量を続けていたし、痛風の発作のせいでずっとアルコールを絶っていた(呑んでいるのが「通常」のワタシの状態である)。一方で、採血されているときに、今日お水を飲んでいませんねと言われた。たしかにすこしでも体重を落とすために朝から飲まず食わずだった。血がドロドロだそうだ。良くも悪くも健康診断当日のワタシは本当のワタシではなかった。
◆ それにしても宣言していた体重にとどかなかったオトシマエをどうつければいいのだろう。ま、なにか罰ゲームを設定していたわけでもなし、このままフェードアウトしてもいいカナとも思うが、けれど今後のダイエットのゆくえのどこかでこのしっぺ返しはくるであろう。

◆ 翌日10:30 : 習慣である朝の体重測定。
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63.1㎏・・ 1日で0.7㎏落ちている! 昨日の昼・夜とあれだけ食ったにもかかわらず、だ。どうなっているのだろうか。体重とは、まったく不可解である。(hedge)

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April 21, 2005

ワタシは、力石徹。

◆ さあいよいよ明日である。ワタシの人間性が問われるとき・・ といっても過言ではない。気を引き締めて望まねば。
◆ けれど気を引き締めただけではウェストは引き締まらない。それなりの努力をしなければならない。今日の昼食は野菜ジュース1パック。晩はマクドナルドでサラダとコーンスープを食した。本当は夜、ランニングをしたかったのだが痛風の軽発作がまだ継続中で左足の親指周辺がしくしくと痛む。
◆ 風呂上りに体重計にのってみる。
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64.1kg・・ 微妙。このところの傾向では晩に計った体重にたいし翌朝は約0.5kg減っている。ということは63.6kg。0.7kgとどかない。いや、これは起き抜けの体重だからそこから飲まず食わずで通勤の「山越え谷越え」をすれば0.7kgくらい落ちるのじゃないか? ホントに微妙な線に立ってしまった。
◆ はた、と気づく。健康診断の体重測定は全裸で行うわけではない。パンツやTシャツは着けたままだ。これらは1㎏とはオーバーだけど500gくらいはあるんじゃないだろうか? となると通勤で落とさなければならない体重は1.2㎏・・ これはムリだ! 会社まで電車を使わずに2往復くらい走ればハナシは別だけど。
◆ 嗚呼! こんなブログで堂々と宣言などしなけりゃよかった。全世界に恥をさらすことになるというのか!! ・・すると、ある黒い考えがむくむくとふくらんできた。
105_0558◆ 秋の生活習慣病検診では胃のレントゲン撮影を行う。バリウムを飲むのだがその際下剤をもらう。検診が終わったあと、速やかにバリウムを排出するために使うわけだ。この「セネバクール」というクスリ、通常は2錠を服用するのだが、便秘気味でなかなか出ない人もいるという配慮からだろう、4錠を渡された。
◆ で、ワタシは2錠で無事バリウムを排出することができた。と、いうことは、余った2錠がワタシの手元にあるということだ。ワタシの「黒い考え」とは、この2錠をのんでいつもより多くの便通をすれば目標体重に近づけるのでは、ということである! 何ンだか減量に苦しむボクサーの様相を呈してきたではないか。
◆ 実はこの「考え」は2~3日前から頭のなかをチラチラとよぎっていたのだ。今日会社の後輩にこのことを話してみたら、「ハリネズミさんがそれでよければいいんじゃないですか」ときわめてさめた表情で言われた。
◆ でもやるんだよ!(hedge)

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April 19, 2005

裏切り者の名を受けて

105_0554◆ 月曜日、会社の側の総合病院へ。血液検査をしてもらうと尿酸値は9.2と出た。昨秋の健康診断時よりはるかに低い。このところの酒断ちの効果だろう(とはいえ正常値は7.0以下だが)。痛み止めと尿酸値を下げる薬を処方してもらう。
◆ そうなのである。薬で痛風を抑えていこうと、思うに至ったのである。納先生の軍門に下ったというワケだ。
◆ それにしても痛み止めが効いてこない。尿酸を抑えるほうの薬は、痛みが引くまではのんではいけないと言われている。早く尿酸値を下げる段階に入らねば、ビール三昧の日々がやってこないではないか。

◆ ところで健康診断まであと3日だ。ワタシの壮絶なラストスパートがはじまった。
◆ まず昼食は野菜ジュース1缶。ちょいサボリ気味に早めに帰宅してプールへ。いつもより200m多く、1.2kmを激泳。晩飯は「60kcal」とおもてに刷られているレトルトのスープのみ。もちろんそれ以降は水分以外口にしない。
◆ 今朝の体重は65.3kgだったが先ほど計ったところ64.5㎏に激減していた。「62㎏台」にその差1.6kg。こりゃイケルんじゃないか? あとは酒席等に参加せずに済ますことができるか、おのれとの戦いである。(hedge)

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April 17, 2005

『痛風はビールを飲みながらでも治る!』

tsufu_beer◆ この本、ほんとのタイトルは『痛風でもビールを飲みたけりゃ薬をのめ!』ってトコだろう。ま、この題名は売らんがために編集者が考えたんじゃないかな。こりゃ酒好きの痛風患者だったら買うよね。でも中身はなかなかいい。特に、ストレスとの兼合いが痛風発作の抑制に肝要ということが、よく納得できるように書かれている。なにより、痛風の専門医なのに自分が痛風になっちゃったという著者 納光弘のキャラクターがオチャメだ。このヒト、ホントに酒好きらしく、それまで患者には酒を禁じてきたくせに、「自分が痛風になったとたんに『酒が飲めなくなるのかぁ~』とひどく落胆」してしまったりする。あと「統計好き」なところもワタシはシンパシーを感じる。自分の尿pHを連続624回記録したという巻物みたいな紙をテーブルに長々と拡げて、ご満悦な顔をこちらに向けてる写真などが載っている。
◆ 軽発作で断酒中。ツライ(ってもまだ2日目だけど)。なんというか、夜が手持ちぶさただ。減量と運動による体質改善で尿酸値を下げていこうと考えていたワタシだが、こんなふうにストレスを溜めていくのなら、納先生の言うようにクスリをのむことにしようか。普段の酒席でもいまは1杯で切り上げてるビールを好きなだけ飲めるようになるんじゃないか。
◆ 本日の体重、65.5kg。あと2.6kg・・(hedge)

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April 16, 2005

カウントダウン

◆ さて。
◆ それまでに62kg台になると宣言した健康診断の日がせまっている。4月22日だ。そしていまのワタシの体重は・・
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66.1kg・・・・・・
「62kg台」ということは62.9kgでもいいわけだ。その差3.2kg。あと1週間。
◆ 不可能な数字ではないだろう。いや、1日に2kgも増減するワタシの体重のこと、楽勝と言ってもいい。に、しても気は抜けない。この1週間はよりいっそうの減量が求められる。特に飲酒後の、のちに食べたこと自体を忘れてしまっているようなバカ喰いは避けなければならない。
◆ それと運動だな。これまでの経験では、どうも水泳より走るほうが体重減に直結するように思える。ところが2~3日前から痛風の軽い発作に襲われているのだ。たいした痛みではないとはいえ走るのはムリのようだ。時間的な制限がキツイが、ぜひプールに通おう。発作が出てしまったことは、これでおのずと飲酒を避けることにもなり、僥倖であるとも言える。
◆ というわけで、次の金曜日の報告をご期待願いたい。(hedge)

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