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February 23, 2005

インディアン、狩の季節

◆ 今日は暖かだった。春一番が吹いたそうだ。何も考えずにいつものコートを着て外に出たら、暑くてヤレン。マフラーまで持ってたけど、そんなものはポケットいきだ。
◆ んで、「小春日和のいい陽気ですね」とか言い出すヤツが、きっと出てくる。バカが。小春日和ってのは晩秋もしくは初冬に束の間暖かい日がつづくことをゆうんじゃ。つまりインディアンサマーじゃ。ボケェ。
◆ 失敬。
◆ けど宮部みゆきが『蒲生邸事件』だったか、やっぱり春先のシーンなのに「小春日和」をつかっていてガックリきたことがある。『火車』はとても面白い小説でファンだったのに、ま、ワタシが意固地なのかもしれんがこの一件で宮部からは遠ざかってしまった。
◆ イヤがられるんだけど、こういう言葉の間違った遣い方や文法の誤りを指摘するほうである。「ら抜き言葉」とかね。でもこれは非常に危険な行為だ。ワタシだって文法を正しく100%知悉しているわけではない。いつワタシ自身のミスを指弾されるか判ったもんじゃない。「普段エラそーなこと言ってるクセに」と。
◆ でもやっぱりメシ屋で注文した時、「こちら、さば味噌定食でよかったでしょうか」とか言われると、どーにもガマンならねェんだよなあ。(hedge)

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February 21, 2005

ペンギンの悦楽

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ペンギン、雄同士3ペア 独の動物園「温かく見守る」

 ドイツ北部にあるブレーマーハーフェンの市営動物園で、飼育しているペンギンに雄同士の同性ペアが見つかった。「雄と雌のバランスが悪い」と考えた同園は、雌を倍に増やしてみたが、ペアは離れようとしない。「同性愛の可能性もあるが、とても仲良しなので温かく見守っていく」という。
(中略)
動物の同性愛などについて研究する米国の生物学者ブルース・ベージミルさんは、「ペンギンの同性ペアも不思議ではない。同性ペアの鳥が繁殖時に一時的にペアを離れ、元通りになった事例もある。動物の世界も『同性愛』が自然な感情と考えられるのではないか」という。

 同園には同性愛者らからペアを引き離さないように求める電話やメールが殺到。キューック園長は「ペアの仲を引き裂くようなことは絶対にしない」と説明している。(asahi.com 2/20)
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◆ ペンギンは侮れないと昔から思ってた。やつらは二足歩行する。安定した身体の上にのった脳は発達し、自由な前足(退化した翼)は細かな運動のできる「手」となってゆくだろう。
◆ であるから、こんなニュースには驚かないがそれにしても、ほのぼのしててエエねぇ。「とても仲良しなので」とか「ペアを引き離さないように求める電話やメールが殺到」とかっていうのがいい。
◆ 本来、ひたすら「繁殖」をめざすわがままなDNAのなすがままである我々生物においては、同性愛というのは不毛であるような気がする。けれど人間にだって性同一性障害という「先天的」と思われる特性を備えた人たちがおり、つまりは他の生物に同じような固体があらわれても不思議じゃない。
◆ 遺伝子のシバリから自由になる、という束の間の夢を見させてくれる話であります。(hedge)

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February 20, 2005

サバンナの罠

050220◆ どーもこのところ65.5kg付近をうろうろと高値安定といった按配で、そんなバカ食いしてないし、コンスタントに走ったり泳いだりしてるつもりなんだが、結果の出ないこの状態はもどかしい。中学時代に習った「高原状態」というコトバを思い出す。
◆ けどまあうすうす気づいてはいて、これは「運動密度」の低さが原因ではないかと。週3回の運動をノルマと己に課してきたけれど、とてもそこまで実行してないだろう。ちょっと計算してみよう。
◆ 今回のダイエットがスタートした11月3日(文化の日)から今日までが110日、これはおよそ15.7週ということになる。その間ランニングを14回、水泳を13回やってる。ということは、週に均すと1.72回・・ イヤイヤ年末年始は実質的に中断していたから、再スタートした1月15日からカウントしてみると、・・2.46回・・ ううむ。
◆ あと0.5回の壁、これを乗り越えれば高原状態から抜け出せる(気がする)。できない数字ではないだろう。実際、雨が降りそうと言っては走るのをやめ、明日の仕事は大事だから風邪ひけないなと言ってはプールにいくのをやめたりして、なんだかんだ理由をつけてはサボってきたんである。
◆ ちなみにお酒は47回、週に約2.99回呑みにいってました。(hedge)

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February 18, 2005

Wアンノ

◆ 安野モヨコ『監督不行届』を読む。
◆ 庵野秀明との結婚生活を描いたエッセイマンガ。だんなのオタク趣味に巻き込まれていく安野の様が可笑しい。「オタクフィールドワーク」として最適な本。
◆ 庵野といえば映画版の『エヴァンゲリオン』でオタクどもを揶揄する映像をつくっていたのじゃなかったっけ? アレは複合意識から成るものだったのか。
◆ オタクはマンガやアニメの擬音を実際に口に出す、というのにナルホドと思った。「ガガーン」とかね。あと「そ、そんな・・」などとワザとどもる。これなんか自分もやっちゃってそうだ。(hedge)

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February 17, 2005

カタヅケ作戦(下)

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ブ○クオフ宅本便サービスをご利用頂き、ありがとうございます。
商品の計算結果が出ましたので、お知らせいたします。

種類                  計算金額   商品数
本                    2,450円    87冊
お値段がつかなかった本                24冊
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◆ ・・というメールが届いた。そう、お察しのとおりワタシはヨメとの戦いにまたもや敗れ、蔵書のなかのマンガを一部ブ○クオフに売り払ったのである。
◆ しかし111冊も送って2,450円とは。「お値段がつかなかった本」とやらを差し引いても1冊28円。ま、宅配便に集荷してもらったからその輸送費とか、「お値段がつかなかった本」の処分の費用とか、経費がかかるのは判るけどそれにしても。『DEATH NOTE』なんかも入れといたのにな(昨年のベスト5に挙げときながらもう飽きたんである)。学生時代、地元の古本屋に持ってったマンガはもっと高く、50円くらいで売れた覚えある。そうだ、あの頃の苦い記憶が、今回のヨメの蔵書処分勧告に抵抗した理由だった。
◆ 当時売った本は水島新司のマンガが多かった。そもそもワタシのマンガ読書暦は、小学生の頃の『ドラえもん』と水島新司作『一球さん』にはじまる。その後『男どアホウ甲子園』とか『球道くん』とか巻数のやたら長いのも買い込んで夢中で読んだモンである。けれど20歳近くなると、さすがにこの世界にも飽きてきて、売っぱらったワケだ。
◆ ところが、就職してから、ふと、むしょうに水島新司が読みたくなったんである。『男どアホウ甲子園』の、あの泥臭さをもう一度味わいたい! が、買って読もうにももう絶版状態で、どうにもならない。そのとき、ワタシは決心した。いま「もう読むことはあるまい」と思っている本でも、いつかかならず読みたくなる時期がくる。本は、絶対に捨てたり売ったりしない! 他にちばてつやの諸作品や「スターログ」なんかの雑誌も、売ったことが悔やまれてならないモノだ。
◆ にもかかわらず、今回100冊以上もの本を処分するに至ったのは、「地震」が理由だ。本は増えてくると保管に困る。本棚を増設してきたが、その本棚自体を置く場所が我が家にはもうない。するとどうなるか。本棚の最上段に平積みしてゆく、ということになる。特にマンガは、天井に付きそうになるくらいまで積み上げてあった。さらに、その平積みのまんなかあたりの本が読みたくなりそろそろと引っこ抜く。読み終わると上に置く、ということをくりかえし、いかにも不安定な、グラグラした感じになっていた。
◆ そこにいつぞやの地震が襲ったのである。イヤ、そんなに大きなものではなかったが、マンガの平積みは見事に崩れ落ちた。
「見なさい」とヨメは床一面に拡がる本をゆび指して言った。
「あなたが本に埋もれて死ぬのは勝手だけど、アタシが通りかかったときこうなったらどおしてくれんの!?」
ワタシは無言でブ○クオフのサイトへアクセスし、買い取りの申し込みにとりかかった。(hedge)

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February 07, 2005

カタヅケ作戦(上)

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六畳間の床が抜け男性落下、けが 東京・目白のアパート

 東京都豊島区目白2丁目の木造アパート(2階建て)で6日午後8時ごろ、2階の部屋の床が抜け、この部屋に住む男性(56)が1階に落下。床とともに落ちた大量の古雑誌などに埋まり、全身打撲のけがを負った。警視庁は雑誌の重さに耐えかねて、床が抜けたとみて調べている。(asahi.com 2/7)
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◆ ヒトゴトではないなあ、と思うのである。なぜならワタシの部屋も、


PB030036
こうだからである。
さらには・・


PB030039
こうで、


PB030040
こんなんなったりしてんである。
でもまあウチは1Fなので、この記事のように階下の住民に迷惑をかけるよーなことはないが。
◆ ところで上の写真は2年くらい前のものだ。2ちゃんねるで「自分の部屋をさらせ」とかいうスレッドが立ち、つい調子にのってUPしてしまった。「モニター一体型PCイイ!」などという返事をもらったものである。その後このマシンは引退したのだが、ワタシの初めてのPCでもあり、なかなか捨てる気になれずにこの部屋のすみに置いておいた。なにぶん年代モノででかくて場所をとる。
◆ さて、ウチのヨメは「カタズケ魔」だ。食事にいったりしたときが顕著で、皿にちょっとだけオカズが残っている状態が気に入らないらしい。はやく食べてしまえとワタシに命じ、空いた皿はすぐ店員に持っていってもらわないと気がすまない。せわしなくてこっちはおちおちメシも食っていられない。家でも同様で、すこしでも「不要なモノ」が放置されているのが耐え難いようだ。
◆ そのヨメがこのPCに目をつけたのは当然といえよう。
「この機械、もう使わないんでしょ?」
しかしわがPC童貞を切ってくれたこのマシンに愛着のあるワタシはなんとなく捨て去るのが惜しい。
「イヤ使い道はあるんだよ。バックアップ、って解るかな? こっちのマシンが壊れちゃったとき用にこっちにコピーをとっておくと便利なんだよ」
もちろんそんなメンドクサイことはやらない。
「ふーん・・」機械に疎いヨメは疑わしげな眼差しをよこしつつも引きさがった。
◆ けれどいっこうにこのPCに触れる様子のないワタシについにヨメもさとったようだ。
「ぜんぜん使ってないじゃない。はやく捨てなさい!」
こうなるとあらがうことは不可能だ。ワタシはしぶしぶと回収の申し込みをおこなった。しかし事態はこれではおさまらなかった。調子にのったヨメは次にこの部屋にあふれる「本」に目をつけたのだ。彼女には棚に差し込まれたまま読み返されることがなさそうな本は「不要なモノ」と解釈されるらしい。
◆ しかしこと本に関してはPCのようにおめおめと従って捨てるようなワケにはいかない。ワタシは断固反対を試みることにした。
◆ つづく(hedge)

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