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November 28, 2004

ジャンキー・ドリーム・ランド (1)

IMG_0123◆ デ○ズニーランドにいってきた。後述するあることを確かめたくて、「プ○ーさんのハニーハント」を再訪すべく、まっさきにファストパスをとりにむかったのだけれど・・ 人で埋まってるはずのあのでっかい本の周囲が、妙に閑散としている。なにやら看板が掛かっているのに気付いた。なんと改装で休止中。これでモチベーションが5割がた落ちたが、ま、気をとりなおして他のアトラクションにむかう。
◆ ワタシはデ○ズニーランドというのは、麻薬中毒者が夢想し、そのままつくりあげた世界ではないかと考えている。そのことに思いいたったのは前回のデ○ズニーランド訪問時、たしか‘00年の秋で、パレードを眺めている最中だった。ワタシはそのパレードに、言い知れぬ違和感を覚え、それがつのるにつれ考えこんでしまったのだった。デ○ズニーランドはアトラクションにしろキャラクターにしろ、デ○ズニー映画という元ネタがある。で、その元ネタの作品Aと作品Bには、シリーズでもない限り、双方の世界観に共通性はない。最近のピクサ○作品などは、「正統派」デ○ズニーアニメとはあきらかに「質感」が異なるし、それ以前のモンダイとして、「動物モノ」と「人間が主役もの」にも分かれる。なかにはメリ○ポピンズみたいな実写のキャラもいる。シ○デレラの世界のなかでネズミはネズミとしてあり、赤い半ズボンをはいた高音でしゃべる存在ではあり得ない。けれどいま目の前で展開されているパレードにおいては、それらすべてがあたかも同じひとつの「地面」を共有しているかのごとく、仲良く歌い踊っている。そう思ってあらためて見ると、巨大なリスの横で白人の金髪姉さんがニコニコしているという事実に、ちょっと頭がぐらぐらする思いがし、こんなショーを考えつく人は、普通の精神状態ではなかったのではないか、と疑いはじめてしまったのだ。
◆ つづく(hedge)

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November 24, 2004

もちあげ写真

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File0029File0035File00201◆ 昔の写真を整理していたら、奇妙な数葉を発見した。それは、どれもこれもに、ワタシの弟が父をもちあげている様子が写っていた。弟は父を背後から、あるいは正面から抱きすくめ、もちあげている。もしくはもちあげようと苦闘している。これはなんなのか? 2人は何をしているのか? 撮ったのはワタシのようだが、まるで記憶にない。なにか邪悪な思い出を消し去ろうとする、脳内の機能が働いているかのように。
◆ 気になるのは最後の写真で、はじめの方では両手を挙げてにこやかに、もちあげられることを愉しんでいる様子の父が、この1枚では手をズボンのポケットにつっこんだまま、まるで無表情に、もちあげられているのだ。もちあげられることが、すっかり日常の行為として溶け込んでいるかのように。
◆ はっと気がついた。この写真の主題は「ダイエット」ではないか。たいていの写真で弟は苦悶の表情を浮かべて父をもちあげている。それはいわずもがな父が「重い」、肥満しているということをあらわす。そしてラストの父の無表情、これは己の過体重をすっかりあきらめ、受け入れている、ということだ。つまり、コレがおまえの未来だぞ、というメッセージを、この数枚の写真はワタシに突きつけているのである!!
◆ なんということだろう。ワタシは背筋にゾッと冷たいものが駆け抜けていくのを感じた。けれどこれは神の意思ともうけとれる。この時期に、こんな写真を発見するなど、なにかの運命を感じとらずにはおけない。そうだ、これは神託だ。「あのような姿にならないようにせよ」、そう、神はおっしゃっているのだ。
◆ ワタシはダイエットへの思いをあらたにしたのであった。(hedge)


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November 21, 2004

ダイエットの法則 ①

◆ けっきょく泳ぎにいった。やはり他人のあざけりには耐えられない。これぞ真のブログ効果といえるだろう。衆人環視のなかのダイエット。これホント、自分にシバリを掛けることになる。このストレスで、違った方向で妙な病気にならなければよいが・・
IMG_0083◆ でもって2kg減。昨日の、あの悪夢のような数字はなんだったのか。ま、うすうす感づいてはいたが、人の体重なんて、わずか半日でこれくらいの増減はするものなんである。今回の件を教訓に、ダイエットの法則のうち2つを掲げることにしよう。

 (イ) 体重は思った以上に増減する。ある瞬間の数字に一喜一憂せず、できれば1日のうちの決まった時間に計ることだ。
 (ロ) 運動だけでは痩せない。やっぱり食う量を減らさなければ。特に酒呑んで正気をなくしてるときが要注意。

◆ やはり当初懸念されたように、(ロ)がもっとも困難な課題である。いまのところ具体的な解決策は見出せていない。(hedge)

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November 20, 2004

ここがふんばりどころだ。

100_0080◆ 68.1kg・・ 最近見たことのない数字だ。このところまず順調に運動してたので、その事実に甘えて喰いすぎてた気がする。それにしても、68キロ台というのは驚愕だ。なにか、自分の身体が大変なことになってしまったんじゃないかと、体重計の上で頭の中が真っ白になった。
◆ それにしても通勤というのはたいした運動だと思う。まず外出するので、人様の目に触れても最低限おかしいと思われない程度に、外見をつくろう必要がある。このことだけでも朝の運動量が違う。駅まで歩いて、構内の階段を降りたりのぼったり。電車の中ではまず立ちずめ。乗り換える駅でまた山越え谷越えし、着いた駅から会社まで再び歩く。同じことを帰りにもやる上に、ワタシは営業なので外出が多く、こうした「山越え谷越え」を何度もすることになる。
◆ 今日のように休みでひきこもっていると、こうしたことを一切しないワケだ(当然人様の目に触れたらおかしいと思われる風体である)。前人未到の体重にもなろうというものである。その上、運動へのモチベーションが落ちている気がする。手ひどい二日酔いの余韻のせいか、どーも、走りにも泳ぎにも行く気がしない。なつかしい感覚。過去、何度もくりかえしてきた挫折の予感。
◆ けれど今回はワケが違う。ワタシのだらしなさは、このブログを通じて他人の知るところとなるのだ。はずかしいぞ! オレ!! さっさとプールに行け。ここを見てる皆様の、あざけりの表情を想像するのだ! みんな思ってるぞ、しょせんここまでの奴だった、って。68キロ? プッ、なにそれ、人間の体重? ここ、ダイエットじゃなくて「ブタ化日記」じゃないのぉ? どうだオレ? はずかしいだろう。さあ、たちあがるのだ!
◆ さてこのあとワタシはどうするのでしょう?(hedge)

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November 17, 2004

痛風物語_4

◆ とても食べられた代物ではないカップ麺を、娘は食べるという。ワタシの、(常識的には)奇妙極まりない依頼に何ンらいぶかる素振もみせず、そのうえ、この見るからに不味そうなどん兵衛を食べてみせるというのだ。こんな風俗嬢がいるだろうか? ワタシは、この名古屋は栄で、写真の神にいま祝福されているのではないか。
◆ 再びの自失からよみがえったワタシは、いった。
「あ、ウン、ホントに食べることないから。食べるフリしてくれればいいから」
「ハイ」
そうだ、コレは写真なのだ。動画を撮るのではないのだから、実際に食べている動作が必要なわけではない。
「じゃ、そこに座ってくれる?」
このヘルスには、ソープランドにあるような金色の、いわゆる「スケベ椅子」が用意されていた。なまぬるいどん兵衛を持った彼女がそこにこしかけると、なんともフォトジェニックな空間が現出した。どん兵衛のふたのみどり、娘の白い肌、頭髪と陰毛の黒、スケベ椅子の金。そこへワタシはドアの取っ手に緑色のタオルを配した。これによってどん兵衛とタオルがひとつの円環をなし、完璧な写真空間を形成するにいたった。
◆ いよいよ撮影の開始である。
「じゃ、撮るから。うどん食べるフリして」
ワタシは夢中で撮影した。掛け値なしに最高の写真が、いま撮れているという実感があった。何度も何度もシャッターを切る。そのとき、無我の境地にあったワタシの耳に音が響いた。娘が麺をすする音であった。
「ちょっと! 食べなくていいんだって!! まずいでしょう?」
「おいしいですよ」
娘はなおも麺を口に運んでいる。ワタシの写真への情熱にたいし、迫真の演技で以ってそれに応えようという彼女の、それは真に純(ピュア)な想いからの行動であった。
◆ すべてが終わったあと、ワタシは娘にいった。
「かならずまたここにもどってくる。そのときはキミを抱こう」
◆ つづく(hedge) 

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November 13, 2004

痛風物語_3

◆ 「ねぇ、ヘンな奴だと思われるとこまるんだけどー・・」
「うん?」
「今日はサービスをしてくれなくてもいいんだ」
娘はその幼げともいえる顔を心持ちかたむけ、笑みを残したままこちらをじっと見る。ワタシはいささかあわてたような気持になった。
「いや、芸術なんだ。ってかオレ写真撮っててね。で、うどんの写真撮んなきゃいけなくて。なんでうどんなんだろーねー? ホントこまるよ。その写真のっける雑誌を企画したヤツがさー、うどん撮れって。なに考えてんだかワケ判んねぇよ」
娘はその可愛い笑顔でなおワタシを凝視している。
「で、キミにどん兵衛食べてほしいんだけど。ここで」
「いいですよ」
娘はこともなげにそういった。
「ほんとに? 顔はぜったい写らないようにするから」
「ハイ」
なんらの疑問をはさむそぶりもない。困惑や怯えをみせることもなく、その顔はまったく涼しげだ。ワタシはあっけなさとともに感動をおぼえていた。
◆ さっそくうどんをつくる作業に入った。浴室のシャワーの湯を、最も高温にして出してみる。が、沸騰した温度には程遠い。娘は店のフロントから湯をもらってこようかといってくれた。しかし彼女に妙なサービスを強要しているかのように、店から怪しまれたらたまらない。娘の提案は丁重にことわり、やむなくシャワーの湯をどん兵衛に注ぐ。けれどできあがったうどんは、とても食べられた代物ではなかった。やはり温度が足りず、ところどころがカタマリになってしまっていて、粉末スープもうまく溶けこんでゆかないようだ。ううむこまった。
「大丈夫ですよ。あたし、食べます」
娘がいった。
◆ つづく(hegde)

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November 10, 2004

私の履歴書

◆ 日経新聞「私の履歴書」が今月おもしろい。武田薬品の会長、武田國男の番なんだけど、連載1回目がいきなり、自分は窓際の部署にいた、などというハナシではじまる、社長の息子なのに。その社長である父親が、死ぬ時、後をこいつ(國男)に任せるのが不安でならない、という顔をする。その表情はこう言っているように見える。「なんでくだらんお前が生きとんのや。彰朗の代わりにこのアホが死んどってくれたらよかったんや」。彰朗というのは優秀だった長兄。
◆ 「私の履歴書」というのはたいがいが自慢話に終始する。幼少時のことも、己が秀才ぶりを描いていることが多い。けれど武田國男はホントに劣等生だったみたいで、塾にも入れなかった、と書いてある。その片鱗はこの連載でもうかがえて、「~とか」などという言葉遣いをしている。「女性従業員がいっぱいいるデパートとかでバイトをしたかった」。いい大人はあまりこういう書きかたはしない。
◆ 本日掲載分では、武田薬品に入社した頃のことが紹介されている。研修のレポートを上司に書かせたりしてる。のちの武田を大きくする人とはとても信じられない。いよいよこれからそのダメっぷりが記述されていくにちがいない。要注目。(hedge)

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November 06, 2004

痛風物語_2

◆ いよいよ栄の街を、風俗を求めて歩く。酒が入っているのでわりと平静な気持で看板などを見てゆくことができる。
◆ 夕食前に地下街の本屋でそのテの情報誌をめくってみたが、栄にはどうもソープランドは少ないようである。皆、金津園にいくのか。けれどワタシはなにかイヤラシイことがしたいわけではない。芸術のために一肌脱いでくれる女性がそこにいればいいのだ。したがって何も料金の高いソープランドに固執することはない。
◆ 栄のその界隈にはファッションヘルスが無数にあった。店の選択に迷う。しばしウロウロと歩くと突然「人妻ヘルス」の文字が目にとびこんできた。夫はリストラで職探しの毎日。貯金を食いつぶしてゆく日々。娘には新しい洋服のひとつも買ってやれない。私が働くしかないけど、スーパーのレジのパートではもらえる金はタカが知れてる。やっぱり効率のいい風俗かしら。夫のことは愛してるけど、ヘルスなら、男の人に身をまかせるわけではない。団地の隣の奥さんは援交してる。アレにくらべたらずっとマシ・・ そんな事情を抱えた人妻たちが、いま目の前にあるビルのなかに何人もいるということか。そしてワタシをむかえてくれるというのか。
◆ ワタシは即決し、そのビルに入ろうとしたところでハッと我にかえった。うどんだ。うどんがない。幸い程遠くないところにコンビニの明かりが見える。ワタシはそこで「どん兵衛」1ヶを求め、再び「人妻ヘルス」にとって返した。
◆ 個室に案内してくれた女性は人妻というにはあまりに若く、「娘」という印象であった。年をたずねると19だという。
「へぇ、19でもう結婚してるんだ?」
すると娘の目が哀調を帯びていき、ごめんなさいと言った。
「あたし、まだ独身なの」
ワタシは混乱した。ここは「人妻ヘルス」ではないのか。あ、もしかすると「人妻が経営するヘルス」ってことかな? ま、いずれにせよワタシはイヤラシイことをしにきたわけではないのだから、人妻であろうとなかろうと、そんなことには拘泥しない。ワタシの芸術に理解を示してくれる女性でさえあれば。そう、実はそこが問題なのである。これから彼女に依頼する、常識からすれば奇妙な内容に、娘は拒絶反応を起こすのではないか。そうしたら元も子もない。
◆ しばしの絶句から回復したワタシは、アタマをめまぐるしく回転させた。いきなり今回のメインテーマを提示しても理解してもらえないだろう。まずは世間話から入って、ワタシが芸術家であることを説明しよう。しかるのちに写真撮影のお願いをしよう。娘はまだ不安そうな目でワタシの顔を覗きこんでいる。
「ふーん、ま、いいさ、キミ可愛いし」
「あ! どん兵衛だ。お客さん、夜食ですか?」
娘の顔からはもう哀調など掃われており、すっかり「風俗嬢」へともどってワタシの背広をハンガーに掛けたりしている。それにしてもしくじった。コンビニの薄い袋を透かして「どん兵衛」のふたが見えてしまっている。いまうどんに関してあいまいなことを言っては、本来の依頼をする際、説明が難しくなる。そう判断したワタシは迂回をやめ、直裁に芸術写真への協力要請を申しでることにした。
「ねぇ、ヘンな奴だと思われるとこまるんだけどー・・」
「うん?」
◆ つづく(hedge)

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November 03, 2004

歓喜

100_0038◆ やった。ついにプールに行った。あまりの激泳による水圧で途中ゴーグルが破壊されるというアクシデントがあったものの、1,000m泳ぎきった。記録によると最後に水泳にいったのが昨年の11月10日だからおよそ1年ぶりということになる。
100_0039◆ ウェイトは最重を記録しているがそんなことは小さな問題だ。ダイエットにむかって再スタートの一歩を踏みだしたこと、そこに大きな価値があるのだ。2004年11月3日(文化の日)、後にふりかえったとき、ワタシにとって光り輝く、記念すべき日となるであろう。(hedge)

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November 01, 2004

絶望

◆ ワタシはいつになったらダイエットを始めるのだろう。ここをスタートして早や1と月以上が経過しているのに、なんら具体的な動きをしていない。当初のブログ効果にはしゃいでいたのが夢のようだ。
IMG_0032◆ 変わっていない。あたりまえである。先週1週間のうちに、蟹としゃぶしゃぶと寿司を喰い、さらに土曜日には高級居酒屋で地酒をしこたま呑み、日曜には家で大量のパスタをこしらえて完食した。痩せるワケがないのである。
◆ モチベーション。コレだ、やはりダイエットに向かってワタシを突き動かす動機が必要なのだ。かつては「痛風の痛み」がそれであった。あのつらさを回避することができると思えば、ランニングだろうが水泳だろうが、カロリーメイト2本だけの昼食だろうが、耐えることができた。けれど最近は、妙に小器用に、痛風の発作を軽微に終わらせるすべをおぼえてしまった。コレがモチベーション低下の一因であることは明確だ。
◆ かといってわざとビールをがぶ呑みして発作を喚起するなどということはできない。どうすればいいのか。あらたな、道ならぬ恋をする、というのはどうか。その女(ひと)にワタシは溺れるのである。それなのにその女(ひと)は、痩せなければつきあいをやめる、というのだ。強力なモチベーションになりそうだ。
◆ 妄想だ! 嗚呼、嗚呼。(hedge)

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